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抜群の真珠養殖環境に恵まれた奥南真珠養殖場ですが、穏やかさの中に時に猛々しい顔を覗かせる自然の中で、生き物である貝を育てることにマニュアルやセオリーはありません。
真珠の養殖には、適した環境や整った設備のほか、幾年月にもわたる経験と技術を培った職人たちの存在が必要不可欠なのです。彼らなくして、良質のアコヤ真珠ならびにナチュラルホワイトカラーの誕生はないといっても過言ではないでしょう。
近年の地球温暖化により、環境の変化は一層深刻な問題になり、貝の管理・育成は以前に比べより難しさを増しました。しかし、恵まれた土地が育んできた伝統を守り続け、真珠が人にもたらす安らぎを信じ、職人たちは今日も海と向き合い、一つ一つ個性の違う貝の声に耳を傾けるのです。


奥南真珠養殖場で揚がった真珠を、サイズ、色、キズ・凹凸の有無などによって等級別に選別し、卸し用に加工していくのが、弊社:あこや真珠有限会社の職人たちです。
この工程における、加工職人たちの技量が問われる一番のポイントはその‘選別力’‘審美眼’です。一粒一粒個性の異なる真珠をより分ける作業は、大変な集中力を要しますし、またその加工は長年の経験とそれにより培われた≪勘≫も重要になってきます。
その静かな佇まいには、養殖職人たちが丹精込めて作り上げた真珠を、最も素晴らしいかたちで出荷することへの‘誓い’が、熱く息づいているのです。
彼らこそ、真珠製造最後の要といえるでしょう。



左からあこや真珠(有)上田崇史、奥南真珠(有)加賀城宗明、あこや真珠(有)上田和男

これまで前述してきましたように、真珠の養殖・加工には、熟練した技術を備えた職人たちの存在が必要不可欠ですが、それと同じくらいに重要なのが、≪養殖≫≪加工≫両者の信頼関係です。お互いが、お互いを信頼し協力し合う体勢が、よりよい真珠の製造につながるのです。
≪奥南真珠養殖場≫と≪あこや真珠有限会社≫、私たちはこれからも手を取り合い、自分たちの技術とブランドに誇りと自信を持ち、素晴らしくまた、本来の輝きを持つ真珠を多くの人にお届けいたします。


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