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真珠の養殖は、年間を通じて休むことなく行われます。
生き物である真珠を育成するには、常に海や気候の状態を把握し、予測して管理をすることが、とても重要になってきます。


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まずは、人工授精によって稚貝を誕生させます。
その後1〜2ヵ月は屋内の水槽で、
2〜3年は漁場で育成。
全ての稚貝が母貝になれるわけではなく、
熟練の職人による目利きで、良質な母貝だけを選出します。

 



用意しておいた真珠核と切片(貝の外套膜を四角に
カットしたもの)を、母貝に挿入します。
これは人間でいう「手術」のようなもので、
貝にとっては大きな負担となるもの。
手術を行う職人の腕が問われる、大変難しい作業です。

 



核入れ手術を終えた貝は、2〜3週間は内海で養生させ、
沖の漁場に移し、育成。
日々変化する海の状態を見つつ、貝を管理していきます。

海水の温度や滋養となるプランクトンの量は、
貝の成長に大きな影響を及ぼします。
綿密な調査の上、貝の成長にとって最適な環境に
貝を入れた籠をつるします。

貝の健康状態を保つための‘掃除’も必須条件。
写真は貝に付着した藻やフジツボなどを取り除く作業。
グラインダーやナイフで直接削り取ったり、特殊な機械を
使っても行われます。

 



浜揚げは、主に11〜2月の厳寒期に行われます。
ナイフを使って、母貝から真珠周辺の身と貝柱を取り出し
その身と真珠を分離させたら、真水で洗浄。
そして加工・製造元である弊社へと送られます。


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